2021/08/28 15:38
コノフィツム ブルゲリ
Conophytum burgeri.
こちらの画像は種子参考画像です。(2020年12月の状態です。)

◎カプセルから種子を取り出すために用意するもの。
内面に模様の無い小鉢(出来れば白地)とティッシュペーパー1枚を用意します。
冷蔵庫からカプセルで保存していた種子を出し、小鉢に水を少々入れた所へカプセルを浸します。
↓は上向きに入れていますが、逆さまのほうが乾いた殻が早く柔らかくなり、開いた際に
ある程度は自然と外れて鉢底へ沈んで行きます。

②浸して2分?もしないうちに鉢底へ、
全部の種子がひとりでに離れませんので、沈むのを楽しんだ後は手で取ります。


この状態では見えませんが、種子はまだ残っています。

種子のある方を上にすると中まで良く見えます。
結果、カプセルが上向きでも下向きでも種子は水中へ沈みます^^

この状態で綺麗に取り出しました。
このカプセルは大きい方で、数量も多い方だと思います。

最後に,種子を取り出した小鉢内の小さな殻やシイナ等、水を数回取り替え
気を付けて鉢を回しながら綺麗にします。
その後、広げたティッシュペーパーへ種子を移し、そのまま乾燥させます。
↓は、ペーパーへ移した状態です。

乾燥後は薬包紙などに包んでおき、撒く準備が出来ていたら播種します。
一度に撒かない場合は、冷蔵庫で保存。
メセン類は数年間の保存が出来ますが、私自身、ブルゲリに関しては未だ長年の保存経験はありません。
今年のブルゲリは、月を変えて数回の播種を実施しています。
この様子はまた次回掲載できると思います?
画像は、コノフィツム サブテラネウム Conophtyum subterraneum. (N Eksteenfontein,TL)
ブルゲリとよく似ています。
2本しかありません。花期が中々合わなくて交配が出来ません。花粉を冷凍保存した方が良いのか否か、
仕方なく、今年は別の早咲き種と交配して見ました・・・


最後までお付き合い頂き有難うございました。